インドネシアで織物を ②
織物の勉強は、住んでいたところから電車で8時間ほどのところにありました。
まあ飛行機なら2時間半ほどなのですが、学生なのでお金もなく電車で行くことにしました。そして、電車で行った方がいい!とタクシーのおっちゃんに勧められたというのもあります。
なんで電車がいい!と言われたのか、乗ってみて1時間ほどで気づきました。
インドネシアでも割と都市に住んでいた私は、電車が目的地に近づくにつれて車窓から見える田舎風景に心癒されました。
ありきたりですが、あー空ってこんな広かったんだなとか、空と地面の境界線を久々に見たなとか思いました。
そんなこんなで目的地に到着し、迎えに来てくれた知り合いのバイクの後ろに乗って知り合いの家に向かいました。
そこで、ん?と思ったのが、迎えに来てもらう分際ですが、、、迎えがバイクか、車じゃないのか、という。
というのもその知り合いとはもう5年ぶりくらいに会う人でそのときは裕福な感じがしていたので車で来てくれると思ったのです。
まあバイクの後ろに乗るのは慣れてたので驚きはしませんでしたが、スーツケースを持ってこなくてよかったと思いました。バイクにスーツケースまではのらない。
着いた家はトラディショナルな感じで、私はとても好きでした。お湯は出ない部屋でしたがインドネシアでは結構普通だったので気にはなりませんでした。
こんな感じのお庭もあるところです。水の音に癒されました。
そんなこんなで次の日から織物の勉強が始まることになり、その家からはバイクで往復3時間と、、、かなりかかるんですが、その知り合い(ガベさん)の友達が送り迎えをしてくれることになりました。
次に続きます。
インドネシアで織物を ①
私は昔から伝統工芸や、ものづくりに興味がありました。
そんな私はインドネシア留学時も変わらず、、
語学学校の休みに一人でインドネシアの織物を見に行ってみようと思い立ちました。
インドネシアは所謂コネを大事にする国で、
その分野の知り合いがいるとファストパス(ディズニーランドのあれです)のようにスイスイ物事が進みます。
私には、ファッション関係の知り合いはいましたが、織物を教えてくれる人はなかなか見つかりませんでした。
なので、しょうがなく、、、
というのも、知り合いがいた方が前述したようにスイスイ進むし、いろいろと安心だと思っていたので、、、
(しかしながら、知り合いの弱さを後々身に染みて感じます。)
そして私は、ネットで織物を教えてくれる人を探しました。
たまたまその近くに知り合いが住んでいたので、その知り合いに住まわせてもらえるよう頼み、
私のインドネシア織物勉強計画が現実のものになりました。
次に続きます。